先日、公共職業安定所から、「高年齢雇用継続給付支給決定通知書」なるものが届いた。 なんでも、60歳定年後、再雇用されたときに大幅に、給与が下がったときに(企業が下げやすいように)、補助をしてくれるらしい。 制度的に変だと感じるのは、月給48万円もらっていた人の再雇用時の給付金は、

 25万円の場合、37500円の補助が出て、287500円

 20万円の場合、30000円の補助が出て、230000円

 10万円の場合、15000円の補助が出て、115000円

制度的に、補助であるならば、逆に、下げ幅が多い人に、多くの補助をだすのが普通かなと思って、厚生労働省のホームページを確認したら、制度改正の資料があった。

原文

給付支給率が、昔は25%, 今は15%, 令和7年には、10%になるという。 当制度は60歳から64歳の5年間のみの制度ではあるが、 25%支給していたときは、年金支給が60歳から満額であったことを考えると、制度設計している人間(もちろん個人ではないが)のセンスのなさを感じるのは、私だけであろうか?